この記事は、残酷な観客達を見逃した動画の視聴方法、ネタバレや感想を掲載しています。
尚、huluでは地上波放送前に第3話をフライング放送していますw
第3話のあらすじ
最後に教室から脱出できた出席番号17番・葉山ゆずき(平手友梨奈)と、14番・永嶺みこ(長濱ねる)。脱出を喜ぶのも束の間、待っていたのは先に脱出したはずの生徒達だった。今度は音楽室から出られなくなり、脱出するには21人合計で21万「いいね!」を集める必要があった。ただし、「いいね!」獲得のための行動は一人一回しかできないうえに、時間制限もあって…。
多くの生徒達が焦り、不安になっている中、出席番号11番・杉崎凛(菅井友香)はピアノを弾いていた。音楽一家で育った彼女には辛い過去があり、7番・小柳郁美(小林由依)にそれを語り出す。話を聞く7番・小柳郁美も、何かを隠していて…。
ネタバレ(予想)
脱出したはずの生徒たちは再び試練を与えられ、振り出しに戻った。
1話、2話では変顔やモノマネ、早口言葉など、欅坂46の普段見られない表情が見れ、ファンにはたまらない。
3話の予告では菅井がピアノを弾くシーンがあるようだ。
また、出演者の方のツイートにより、守屋のテニスウェア姿が公開されていることから、
彼女達の特技が活かされたシーンが登場するかもしれないので、ファンとしては楽しみだ。
今後、回を追うごとに生徒たちのそれぞれの関係性なども気になる。
長濱と平手はもちろん、菅井と小林、原田と渡邉の組み合わせでの物語がありそう。
あと、気になるのは、長濱と平手のバスに揺られる回想シーンである。
このシーンの時間軸はいつのことで、どこに向かうバスなのだろうか?
幼少期の二人の様子と、ゆずきに対するみこの感情は、深すぎる友情なのか、それとも本気の愛情なのだろうか?
その真相を知ることが今後の見どころとなりそう。
ネタバレ
前半
2話の最後の最後で、ようやく教室を脱出したはずの、みこ(長濱)と、ゆずき(平手)だが、ドアを開けたその先は、なんと音楽室だった。
そこには先に脱出したはずのクラスメイトたちが悲しげな表情を浮かべ座っていた。
ゆずき「何してるの?」と問いかけた瞬間、教室のドアにロックがかかる音が鳴り響いた。
それを合図に、11番(菅井)が思い詰めた表情でピアノを弾き始めた。
心配そうに見つめる生徒たち。演奏中、11番は過去に芽生えたピアノに対する恐怖心と戦いながら演奏を終えたが、教室は重苦しい空気に包まれている。
この状況をつかめていないゆずきが「何でピアノ弾いてるの?」と不思議そうに問いかけた。
「まだ出られない。」そう、脱出ゲームはまだ終わってはいなかった。
ここで、先程の11番のピアノ演奏が獲得したいいねの数が発表された。8500いいね…。観客達の厳しい審査にますます空気は悪くなっていく。
今回のルールが説明される。前回の一人1万いいねではなく、①21人全員で21万いいねを獲得すること。②タイムリミットは日付けが変わるまで。
これを知ったゆずきは「楽じゃん」と、能天気に言った。するとすかさず21番が「チャンスは一人一回のみ!」と、クールに告げた。
タイムリミットまでこの時すでにあと4時間。
やっと事態を把握し、慌てるゆずきに、みこは意味ありげな笑顔で「騒いでも無駄だよ」と言った。その笑顔はまるで何か策があるかの様な表情だった。
観客達は11番のピアノの演奏にコメントを書き込むものもいた。「もっと期待してた。」「人前でやるならもっとクオリティの高いものみせろ」
勝手なコメントの数々に気分が落ち込む生徒たち。
そんな中、7番(小林)が11番に優しく声をかけた。「ピアノ上手いね!もっといいね貰ってもいいのに…コメントもムカつく。」
緊張してうまく弾けなかったと落ち込む11番は、少しづつピアノに対するトラウマの事を話し出した。
音楽一家の娘として育ったが、両親のプレッシャーに負けた11番はコンクールで大きなミスをした経験があり、そのことをずっと悔やんでいたと言う。
そんな11番を7番は優しく励ましながら、少しづつ心を通わせあっていった。
後半
タイムリミットまであと2時間30分。お腹が空いてきた生徒たちだったが、何をすればいいわからなかった。
イライラして開くはずのないドアを叩く生徒がいる一方で、「もう少ししたら開くんじゃない?」「ずっとこのままな訳ないと思う。」
と、緊張感のない気楽な発言をするものも現れた。
すると、「甘いよ!本気だやらないと見えない敵との戦いなんだから!」気楽な発言をする生徒たちに対して、みこが強めの声で威嚇した。
続けて、さっき屋上から他のクラスの生徒が落ちるのを見たと告げた。教室中が一気に緊迫した空気に包まれた。
タイムリミットまであと1時間41分…。まだ何もなすすべもなく、タブレットのコメントを見る生徒たち。
「面白いことしてほしい」「何かしらやらないとここから出られないよ」観客の声援によって励まされた生徒たちは新たな試みに挑戦するのであった。
「あれしかないか!」1番(石森)が意を決して立ち上がった。そう、やるしかないのである。
1番を皮切りに、生徒たちは音楽室に飾られている偉人の肖像画を使いモノボケ合戦を始めた。
何人かの生徒が得た途中経過は、62300いいね。まだまだ足りない。タイムリミットまであと46分…。
いいねの数は127770、生徒「まだやってない人は?」教室の隅に隠れていた、ゆずきとみこがゆっくりと手を挙げた。みんなの運命はこの二人に託された。
たくさんのいいねを貰うため、二人は考えた。ゆずきはピアノを、みこはギターをそれぞれ思いっきり『エアー』で演奏した。
こんなので果たしていいねは稼げるのか⁉︎14番のみこは30500いいねを一気に稼いだ。一方のゆずきは根拠のない自信があった。
が、結果は825いいねしか貰えなかった。全ての合計が159095いいねとなり、絶望する生徒たち。
みこがポツリと言った。「私たち殺されるのかなぁ?」すると、タブレットをずっと見つめていた生徒がコメントに気づいた。
「7番の子、やってないよ」なんと、まだやってない生徒がいた。下を向く7番(小林)…タイムリミットまであと35分。
11番(菅井)はあることに気付いた。「もしかして7番も何か音楽やってた? 私と一緒で嫌な思い出があるの?」頷く7番。
7番は過去にサックスを吹いていたが、コンクールの日サックスに細工されるという嫌がらせを受けていたことを話した。
それからサックスをやめ、友達を作るのもやめたと言う。
「何かしらやらないと…」焦る気持ちから18番(守屋)が7番を追い込む。
さらにみこも追い打ちをかけるセリフで7番にプレッシャーを与えた。「自分たちで死を選択するか、他人に死を委ねるか!」
不吉なことばかり言うみこの発言に生徒たちはおびえた。追い詰められた7番。時間がない。泣き出す生徒もいる。
ゆずきがたまらず7番の前に立ち、指を差しながらこう言った。「何でもいいからやってみたら?」
だが、うつむき目をそらす7番…。「私だってやったんだから、やれるよ!」7番のもつトラウマを知る11番が、優しく励ました。
7番も過去と向き合うことにした。ようやくサックスを構えた時、時間はあと7分にまでなっていた。
美しい音色に聴き入るように教室は静まり返った。7番は過去に向き合いながら、そして11番が見守る中、演奏を続けた。
演奏が終わり、残り時間はわずか2分。タブレットを見つめる生徒たち。18000…19000…200000…祈る生徒たち。
もう少しで21万いいねだという所で、無情にも教室の時計の針が0時を差した。もうダメだ、と皆が思った。
すると「ガチャッ」教室のドアが解除する音が聞こえた。もう一度タブレットを覗いてみると、表示されている時間は【23:59】教室の時計の針が進んでいたのだ。
そして、0時になる直前にいいねは21万を超えていたのだ。抱き合って喜ぶあう生徒たち。7番と11番もようやく安堵の笑顔を見せた。
ところが、21番(渡邉)だけは冷静だった。「ねー!これから私たちはどこへ行けばいいの!真っ暗な校舎内歩ける⁉︎」
たしかに、廊下へ出るとそこは暗黒の海のようだった…。生徒たちの運命はいかに?
まとめ
3話では、菅井のピアノと小林のサックスを聴くことができるという、ファンには嬉しい回となりました。
これまでにも欅坂46の「おもてなし会」や自己紹介などでは披露したことはありましたが、ドラマの設定として見ることになるとは思いませんでした。
このドラマは、初期から欅坂46を知り応援しているファンにとっては、小ネタやエピソードが散りばめられているので、そこを拾っていくのも面白さの一つとなるでしょう。
本編では、毎回さまざまな方法でいいねを貰っていく生徒たちの頑張りと共に、やはり気になるのは長濱の演じるみこのセリフです。
特に、呑気に構えている生徒たちを一喝するセリフや一人だけやっていない7番に対するセリフは印象的でした。
今後もドラマに緊張感を与えるセリフを言ったり、そうかと思えばエアギターを全力でやったりするみこの不可思議な行動がこのドラマにメリハリを与えていくように思いました。