2019年3月27日、1stシングル「キュン」をリリースする日向坂46。
シングルよりアルバムを先にリリースするという異例の順番でデビューした彼女たちですが、ついに念願のシングルリリースとなりましたね!
この記事を読んで下さっている方にはもはや説明不要かもしれませんが、この日向坂46とは旧・けやき坂46です。
要するに、けやき坂46がシングルリリースにあたり、日向坂46へと改名をしたのです。
ではなぜ、けやき坂46は日向坂46へと改名をしたのでしょうか?
今回は、けやき坂46は日向坂46へと改名をした理由について調査をしていきます!
けやき坂46が発足した理由
出典:https://ameblo.jp/kumajiro33/entry-12258209053.html
序文でも触れたように、日向坂46とは元のけやき坂46です。
そもそも、けやき坂46とはどんなグループだったのでしょうか。まずは、けやき坂46が発足することとなった理由からみていきましょう。
これもファンの方には周知の事実かとは思いますが、今回のけやき坂46から日向坂46への改名を受けて、改めてけやき坂46が発足されることとなった経緯についてみていきましょう。
事の発端は、長濱ねるさんでした。
長濱ねるさんは、欅坂46の最終オーディションまで残っていましたが、アイドルになることを反対していたお母様が最終オーディション当日の朝、彼女を地元・長崎へ強制的に帰らせてしまったのです。
オーディションの結果がどうであれ、地元へ帰るという条件でオーディションを受けることが認められていた長濱ねるさんでしたが、オーディションが進むにつれ、メンバーになりたい!という強い意志が芽生えるようになってきました。
故に、欅坂46のメンバーになることを断念することに気持ちの整理がつかなかった長濱ねるさんは、家に帰って号泣したそうです。
それを見たお父様が「娘にもう1度チャンスはないだろうか」とダメもとで運営スタッフに直談判。
結果、運営は長濱ねるさんのご両親を乃木坂46のコンサートへと招待します。
そのコンサートを見て考えを改めたご両親は、改めて娘にチャンスを与えてやって欲しいとお願いをしました。
その結果、長濱ねるさんは最終オーディションを受けずにメンバー入りが決定したわけですが、最終オーディションを受けて合格したメンバーと何のハンデもなく活動することはさすがに難色があると判断した結果、けやき坂46という事実上欅坂46のアンダー的な位置づけとなるグループを新たに結成。
長濱ねるさんは、そのけやき坂46というグループで活動をスタートすることとなりました。
つまり、けやき坂46は欅坂46の最終オーディションを受けずに加入した長濱ねるさんの処遇として作られたグループだったのです。
同時に、当初は欅坂46の下部組織的な位置づけでした。
乃木坂46では選抜、アンダーと分かれていますが、欅坂46は選抜、非選抜がない代わりに下部組織であるけやき坂46がその役割を担っていたというわけですね。
路線が違うけやき坂46と欅坂46
出典:https://natalie.mu/music/news/267803
このように、長濱ねるさんの処遇としてつくられ、欅坂46のアンダー的な役割を担こととなったけやき坂46。
しかし、けやき坂46がもはや欅坂46のアンダー的な存在ではなくなってきたことをファンの方ならとっくに察していたのではないでしょうか。
なぜ、けやき坂46が欅坂46のアンダー的な存在ではなくなっていったのでしょうか?
それはもちろん、けやき坂46が欅坂46に匹敵するくらい人気が出てきたからなわけですが、ここでけやき坂46が人気を得た理由についてみていきたいと思います。
欅坂46は固定センター・平手友梨奈を筆頭としたアイドル離れしたパフォーマンスがとても印象的ですね。「サイレントマジョリティー」然り、「不協和音」然り。
8thシングル「黒い羊」もそうです。
これらの楽曲は大人や多数派に逆らう強いメッセージが込められており、欅坂46はアイドルグループでありながら、アーティストというイメージが強くなっていきました。
5th「風に吹かれても」でパフォーマンス中のメンバーの笑顔を解禁し、アイドル路線に近い楽曲を試みましたが、正直言って欅坂46の大きな路線変更へと成功に導くことはできませんでした。
一方、けやき坂46は欅坂46の路線とは違い王道アイドルに近い路線の楽曲が多いですよね。
恐らく、坂道シリーズの中で最も「王道アイドル」路線なのは、けやき坂46ではないでしょうか。
けやき坂46から日向坂46へ改名した理由
出典:https://www.hinatazaka46.com/s/official/?ima=0000
ここから、けやき坂46が日向坂46へ改名をした理由について考えていきましょう。
こうして、王道アイドル路線に成功したけやき坂46は当然欅坂46とは全く違った魅力があります。
もはや、欅坂46とけやき坂46は全く別のグループとして機能し始めていったのです。
そうなった以上、けやき坂46が欅坂46の下部組織的な扱いのまま留まるのはやはり不自然ですよね。
仮にけやき坂46がグループ名そのままでデビューを果たしたとしても、欅坂46と全く異なるイメージを持つ彼女たちが「けやき」を名乗るのはどうしても違和感があります。
この違和感を解決するには、答えは1つでしょう。
けやき坂46は別のグループ名へと改名をすることです!
要するに、けやき坂46の改名は必然だったということではないかと個人的に思っています。
けやき坂46のままデビューをしてしまうと欅坂46のイメージが離れないままとなり、仮に欅坂46とは全く別の路線を貫き通したとしても、少なくとも世間は混乱してしまうでしょう。
ですが、けやき坂46ではなく日向坂46という全く別のグループ名にすることにより、これまで欅坂46とけやき坂46の違いについて疑問に感じられていた方も、今回の改名ですっきりすることができたのではないかと思います。
これが、けやき坂46が日向坂46への改名理由であると考えられます。
まとめ
出典:https://realsound.jp/2019/03/post-326535.html
今回は、けやき坂46が日向坂46へ改名した理由について考察してみました。
改名理由はいたってシンプルだったのではないでしょうか?
日向坂46って、彼女たちにぴったりなグループ名だと思います。「キュン」も日向坂46のイメージにハマっていますよね!
日向坂46の今後の活動が楽しみです!